黄大仙は様々な風水技法が施された香港で最も人気のある寺院です。
12月に東京で開催されるレイモンド・ロー風水講座では、この寺院で施されている風水技法である巒頭、玄空飛星、五鬼運財水法、三合水法などすべてを学ぶことができます。
香港での実地演習では必ず訪れる場所でもあります。
この寺院の立向は「壬山丙向」で地元龍(区分1)を向いています。これは古代中国では、仏閣の立向に許された方位で、その名残が残っています。ちなみに皇帝のみに許された建物の立向は天元龍で、南であれば午方位(区分2)、人民は人元龍で南であれば丁方位(区分3)となります。
まず玄空飛星では双星會座となっており、当時の旺星が座方位にあります。立向方位には衰退した水星2です。よって、この寺院の特長として、滝や川、池など水位を西から北さらに北東に配置しました。そうすることで当時の旺星3を活性しました。
また現在8運においても北の水星3と北西の水星8が河図数となるため、滝と川の水が旺星を活性しています。
また、この川の流れは三合水法に則り、左から右へ流れます。この方向にも意味があり、天盤廿四座山で、丙陽向で左水倒右となるため、北から北東に水が流れるようにデザインされています。
北東には水星1があるため、遠い将来の財も考慮されています。
また西方位には池があり、水星9を活性しています。併せてここは五鬼運財水法の巨門水の位置でもあるので二つの技法が合局しています。
このように様々な風水技法を分りやすく解説してくれるのが、12月に東京で開催されるレイモンド・ロー老師日本特別講座風水基礎・応用です。
レイモンド・ロー老師の風水講座は初学者にとって最も分りやすい内容となっています。
それはなぜかといいますと、このプログラムは英語圏の人達に向けて作られた内容だからです。そのため英語でもわかるように難解な風水理論を分りやすく体系化しています。
このプログラムを同時通訳で進行していきますので、基礎3日間、応用3日間受講することで、レイモンド・ロー老師の風水体系を学ぶことができるのです。
最終日の実地演習は、6日間学んだ知識を基に実測、間取図の作成、コンサルテーションの仕方をロー老師が直接指導してくれます。
私達日本人は幸運なことに、漢字を読書きすることができるので、英語圏の人達に比べるとかなりのアドバンテージがあります。実際、講座ではホワイトボードにロー先生は漢字で書いてくれるので、とても分りやすいのです。
風水に興味を持ち学んでみようと思われている方、お仕事に風水を活かしたい方、是非この貴重な機会をお見逃しなく!
レイモンド・ロージャパン代表
川本一志